見込み顧客を獲得できる色使いとは?

見込み顧客を獲得できる色使いとは?

あなたにはWebサイトや会社案内パンフレットを見て、「思わず眺めてしまう」「手に取ってしまった」という経験はありませんか?
逆に展示会や商談会で、自社の会社案内パンフレットで見込み顧客を一人でも多く引き寄せることができるなら…と考えたことはありませんか?

そんなときに「色」についての基本的な知識があると、与えたい印象を効果的に伝えて、見込み客の増加につなぐことができるかもしれません。

まず、みなさんは色が与える印象や効果についてご存知ですか?
あなたがデザイナー職でなくても、PowerPointやグラフなど、普段の業務の中で色を使って「より分かりやすい資料」や「見てもらえる広報物」を作られていると思います。

実はデザインを行う上でも「色」は重要な要素を担っています。
色が与える印象や効果を知っておくと、見る人に「どういった印象を与えたいか」を自由にコントロールできるので「色」選びは特に重要です。
今回は、デザインを行う上での「色」についてお伝えいたします。

色の種類とその効果

赤や橙、黄など、暖かみを感じる色を暖色といいます。
青や緑、紫など、寒さを感じる色を寒色といいます。

飲食店のロゴや店舗の色に、赤色が多いのは「赤」が食欲をそそる色だからといわれています。
一方で製造業やIT企業、公共機関に青色が多いのは「青」が誠実さや、信頼感を表す色だからといわれています。

このように色によって与える印象が異なるので、与えたい印象から色選びをしてみてはいかがでしょうか。

では、ここからは代表的な8色を例に、見る人に与える印象についてお伝えします。

赤色には、次のような印象を与える効果があります。
生命・力強さ・活動的・情熱的・注目・購買意欲・食欲増進・衝動的・破壊・暴力・危険

黄色には、次のような印象を与える効果があります。
快活・躍動・希望・幸福・明るさ・好奇心・カジュアル・まぶしさ・未成熟

緑色には、次のような印象を与える効果があります。
健康・自然・若さ・新鮮・有望・平静・やすらぎ・穏やかさ・調和・協調

青色には、次のような印象を与える効果があります。
冷静・爽やか・誠実・静けさ・寂しさ・透明感・清潔・知性・信頼感

紫色には、次のような印象を与える効果があります。
高貴・優雅・上品・神秘・ミステリアス・魅力的・霊的・不安・不健康・嫉妬

ピンク色には、次のような印象を与える効果があります。
女性的・ロマンチック・幼稚・欲情・華やか・繊細・幸福・弱さ

白色には、次のような印象を与える効果があります。
清潔・潔さ・美しさ・純粋・神聖・天国・善・無機質・空虚感

黒色には、次のような印象を与える効果があります。
上品・不安・暗闇・死・恐怖・悪・沈黙・高級感・男性的・クール

意図に沿った色を選びましょう

色が与える印象をいくつかご紹介しましたが、こうして見てみるとそれぞれの色が与える印象は様々です。
見込み顧客に与えたいイメージや、商品・サービスに与えたいイメージを、色が持つ効果や与える印象をうまく使うことで見込み顧客に効果的に訴求することができます。
目的にあった色の使い方をしていらっしゃいますか?ぜひイメージ通りの色使いで訴求力UPを図りましょう。

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この記事を書いた人

制作部

本重 剛

制作部部長