「JUMP東北 2011 復興へ!未来へ!夢へ!」に寄せて

今年で50周年(会社設立1961年)を迎える弊社の所在地は神戸市中央区。まさに16年前の1月17日、阪神淡路大震災を経験しました。

印刷会社だった弊社は大震災をきっかけに、ただ印刷をするだけの会社からWEBなどメディアを問わず、情報加工コンサルタントとしてお客様の問題解決をサポートする会社へと業態変革を決断しました。
16年前の大震災を機にこの業態変革を決断した弊社にとって、今回の東日本大震災は他人ごとではありません。

被災地である宮城県仙台市で2011年8月26日、社団法人日本印刷技術協会会員の集い「JUMP東北 2011 復興へ!未来へ!夢へ!」(会場 宮城県印刷会館、主催 社団法人日本印刷技術協会、協力 東北地区印刷協議会)が開催されました。
この開催にあたり、弊社代表取締役 岸徹に講演の依頼がありました。大震災を乗り越えて復興した弊社の変遷についてお話しすることが、阪神淡路大震災の時に力になってくださった東北地方の方々への恩返しになれば、東北地方の同じ業界の方々に少しでもお役にたてれば、という二つの思いから今回の講演をお受けいたしました

当日は、印刷業および関連業の経営者・幹部、営業・企画・技術のリーダーが約70名参加。東北の皆様が力強く復興し、未来へ、新しい東北の創造に向かって、「印刷と地域」がともに発展していくことを願い開催された今回の会合。定員を上回る熱気に、参加者の方々の東北復興への真剣な熱い思いがひしひしと伝わってきました

講演会は「復興へ!未来へ!夢へ!」の3つのテーマで行われました。講演タイトルは「阪神淡路大震災で業態変革を決断した印刷会社の『涙と笑と夢』」。大震災をどう乗り越え、どう復興してきたか。また業態改革をするにあたっての戦略、戦術、葛藤を、社員の戸惑いと成長、経営者の諦めない覚悟を交えてお話しさせていただきました。

 東北の方々が1日も早く復旧復興され、先駆者として日本の新しいビジネスモデルを作られることを心より念じております。

 

<追記>

フェイスブックページでも、この時の写真を掲載しています