1%の2割とは

最初の抗生物質「ペニシリン」は微生物のアオカビから1928年に発見されました。
それ以来、微生物から数多くの薬が誕生してきました。最近では微生物から新しい発見が望めなく、分子の組み替えや人工知能(AI)のよる予測へとシフトしているそうです。
ただ、その方法では既存の化合物とどうしても似てくることが問題になるそうです。
今までゲノム解析された微生物は全体の1%に過ぎず、解読された微生物の遺伝子も2割程度しか働いていないそうです。
ゲノム解析されていない99%の微生物。働いていない8割の遺伝子。とてつもない数になります。
まだまだ、ヒトは知らないことばかりですね。

 

日経新聞 2月5日朝刊サイエンス面

菌を狙うゴールドラッシュ 未利用の遺伝子で新薬開発 - 日本経済新聞

自然界の微生物が作る天然物からは多くの医薬品が誕生してきた。これまでは微生物がもつ遺伝子の一部しか創薬に使えなかったが、ゲノム(全遺伝情報)解析の進歩で新たな…

 

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