きれいな形には意味がある
14年前に新種として発見された「アマミホシゾラフグ」は、直径2メートルという、自身の体の10倍以上にもなる巨大な産卵巣を海底に描くそうです。この産卵巣には貝殻などで放射状の装飾も施されています。
この美しい文様を、千葉中央博物館分館「海の博物館」の川瀬裕司主任上級研究員らが3Dモデルをコンピュータで解析したところ、どの方向から潮流が当たっても必ず中央に水が流れるそうです。これによりメスが巣の中心で卵を産むそうです。
美しいには大きな理由があるのですね。
千葉中央博物館分館「海の博物館」
http://www2.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/
日経新聞 2月19日朝刊サイエンス面
生物に学ぶ(18) フグ、円形構造で水流制御
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68559870X10C23A2MY1000/
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