南極のペンギンに高病原性鳥インフルエンザが迫る

高病原性鳥インフルエンザウイルスが南極まで侵入しているそうです。このウイルスは鳥類だけでなく、他の生物にも深刻な影響を与えています。南極の固有種であるアデリーペンギンやコウテイペンギンなどの鳥類だけでなく、アザラシやオットセイなどの海洋哺乳類にも感染が広がり、南極の生物多様性が危機に瀕していると紹介されてました。
特に、南極固有種であるコウテイペンギンやアデリーペンギンの生息数が減少しているという報告されていました。温暖化による海氷の減少が彼らの生息地を脅かしており、さらに高病原性鳥インフルエンザウイルスによって種の絶滅危機が高まっているそうです。
気候変動が南極の環境に大きな変化をもたらし、生物たちの生息地や餌の供給に影響を与えているのに加え、気候変動による渡り鳥の移動パターンが変化し、ウイルスの拡散が促進されている可能性があるそうです。
南極が新たな病原体の経由地となり、ヒトの健康や生活に影響を与えるかもしれません。2022年9月以降、高病原性鳥インフルエンザが家禽で流行していないオーストラリアとニュージーランドにも「南極から渡り鳥がウイルスを運ぶ恐れがある」そうです。さらに新たな人獣共通感染症の発生リスクも指摘されていました。
わたしが小学生のころ、南極には「菌」がいないので、「風邪」を引かないと聞いていましたが。そうではないようですね。

日経新聞 2024年6月2日 朝刊サイエンス面
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG0737Q0X00C24A5000000/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3qu79WuNqUltwOynWvXIJJR6bw7gUQOFYtjs86q5F7HsdSXEM0P8MMld8_aem_ZmFrZWR1bW15MTZieXRlcw

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