新素材の開発で安価に淡水化に成功

東京大学の伊藤喜光准教授らの研究チームらが、内側をフッ素で覆ったナノチューブを開発しました。
開発した新素材は、現在の水処理幕に比べ100倍以上のスピードで海水を通すことができるそうです。
このナノチューブは直径が0.9ナノメートルほどで、水処理幕としては大きい穴を持ちますが、内側のフッ素がもつ電気的な力で塩を遠ざけ、穴に入ることを妨げるそうです。
淡水が安価に作成できるようになれば、安全な飲料水の確保や、農業振興により助かる地域が増えますね。

 

日経新聞 5月22日 朝刊サイエンス面

ナノチューブで安価に淡水化 東大チームが新素材、フッ素で塩分除去 - 日本経済新聞

東京大学の研究チームは、海水を真水に変える効率の向上につながる新素材を開発した。内側をフッ素で覆ったナノチューブで、現在の水処理膜に比べて100倍以上の速さで水を…

 

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