生物の進化を人間が変えてしまったなんて!
アフリカで牙がないゾウが増えてるそうです。
ゾウの牙の形成に関係する遺伝子はX染色体の上にあり、異常が起きると牙ができない。X染色体を一つしか持たないオスは牙がない個体はほとんどいない。X染色体を2つもつメスは牙がなくとも生き残れる確率が高いそうです。
モザンビークのでは、牙のないメスの割合が以前の18.5%からなんと50.9%にまで増えているそうです。
その理由は、人間が行う象牙の密漁です。
生物の進化は、遺伝子に突然変異が生じ、繁殖に有利・不利で事前と根付いていくという自然選択が考えられています。
ゾウ以外にも、温暖化による高地にすむ鳥類や、ハブ退治のために持ち込まれたマングースに対抗するために脚が強化されたカエルなどもあるそうです。
考えさせられます。
日経新聞 1月23日朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC12B670S2A110C2000000/?fbclid=IwAR2vHVFB08VBmNzFZaj8dKuW7bxfcfmbcX9rcJIUT9izUIH7MH6jtRuwwN4
牙のないゾウ、悲しき進化 密猟を逃れたゆえの結末
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