アブラムシとアリは「Win-Winの関係」?
アブラムシの天敵であるテントウムシ、そのテントウムシを攻撃するアリ。アブラムシとアリの共生関係は古くから知られていそうですが、そのメカニズムはわかっていなかったそうです。
北海道大学 長谷川英祐准教授らの研究によると、アブラムシが出す蜜に含まれるドーパミンによってアリが攻撃的になることが発見されました。実験では、ドーパミンを混ぜた砂糖水をアリに飲ませたところ、ドーパミンが多いほど、より攻撃的になり、薬剤でドーパミンの働きを抑えると抑制されるそうです。
アブラムシは、排出するドーパミンの量を調整することで、アリにテントウムシだけを攻撃させているのでしょうか。攻撃性が高くなりすぎると(テンション上がりすぎると)アブラムシ自身も攻撃されるかもしれないですね。
アリは蜜を手にいれ、アブラムシは平和な生活を手に入れる。まさにWin-Winの関係といえます。
もし、テントウムシにも何らかの利があれば「三方良し」になるのですが、どうでしょうか。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76485070Y1A001C2MY1000/?fbclid=IwAR03BD_2Sjq2Y5uXhCshW070415jLIJQJY1ZxN199Uq28yVXqjxXFxMMZxs
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