日曜日の日経新聞には「NIKKEI The STYLE」というページがあります。
本日（11月6日）は『「おいしい」の未来 Lab to Table』という特集が掲載されていました。
米国で日本人が創業し、糖度の高いイチゴを生産する植物工場（Oishii Farm）、山の中でサーモンを養殖するプラント（FRDジャパン）などが紹介されていました。
工場で生産には、無菌・安全、品質安定や、最適な条件を再現できるといったメリットがあるそうです。
さらに東大・竹内昌治教授と日清食品が開発を進める培養肉では、将来は「美味しさに関係する成分だけを残した」という畜産肉を超える新しい培養肉の開発も視野に入れているそうです。
京都市の「超高速」ゲノム編集技術で食べられる部位を２割増えたタイなどを開発する企業（リージョナルフィッシュ）の梅川忠典社長は、私たちは「天然」や「自然」という言葉においしいイメージを持ちがちだが、実は天然のものをほぼ食べていない」と語っていました。
私たちがスーパーマーケットや、お店で購入する食品の多くは、育てやすく、おいしくなるように人の手で品質改良されています。たぶん多くの「本当の天然もの」はそれほどおいしくないのかもしれませんね。

 

日経新聞 NIKKEI The STYLE
https://r.nikkei.com/topics/topic_DF_TF_20010700

 

Oishii Farm
https://oishii.com/

 

FRDジャパン
https://frd-j.com/

 

東大・竹内昌治研究室
http://www.hybrid.t.u-tokyo.ac.jp/

 

日清食品グループ
https://www.nissin.com/…/sustain…/feature/cultured-meat/

 

リージョナルフィッシュ
https://regional.fish/

 

Facebookにも投稿しています