黒幕は小さなRNA

北大増田税教授らが「キュウリモザイクウイルス(Cucumber mosaic virus)に入り込んだ寄生体がウイルスを広範囲に拡大する方法を明らかにしたそうです。 その研究によると、ウイルスに入り込んだサテライトRNA […]

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父ちゃんはつらいよ

自分の体の粘膜を食べさせて子育てをする魚がアマゾン川源流産のディスカスです。観賞用として、見た目にも美しい熱帯魚として有名です。 卵からかえった稚魚たちは、父親と母親の体をついばみます。子育てが終わった後の親の体はボロボ […]

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体の中で薬を組み立てるなんてすごいです!

理化学研究所(田中克典主任研究員)が抗がん剤を体内で合成する手法を開発したそうです。 原料や触媒を別々に投与し、がんがある組織で薬に組み上げます。この手法では、抗がん剤による副反応の心配がなく、正常な組織を傷つけないとの […]

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京都事務所は大丈夫ですが、本社はどうでしょうか?

南極の氷床が気候変動に影響で西暦3000年にかけて溶け続け、海面が上がっていくそうです。 東大、北大、JAMSTECが行ったシミュレーションによると、温暖化対策が進まない場合、最大で5.3メートルも海面が上昇するそうです […]

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極寒の海、アザラシが研究の手助け

エサが少ないはずの冬の南極の海で、大型動物がどうして越冬できるかを「アザラシ」に協力してもらい解明したという記事が日経新聞に掲載されていました。 アザラシは深い海にも潜れるので、体毛の生え替わりとともに外れるセンサーを背 […]

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生物の進化を人間が変えてしまったなんて!

アフリカで牙がないゾウが増えてるそうです。 ゾウの牙の形成に関係する遺伝子はX染色体の上にあり、異常が起きると牙ができない。X染色体を一つしか持たないオスは牙がない個体はほとんどいない。X染色体を2つもつメスは牙がなくと […]

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人も魚も、男とゆうものは…、いやはや

コンビクトシクリッドという中南米にいる魚のオスは、連れ合いの存在をうかがう能力にたけているそうです。 岩の表面に卵を産み、稚魚の誕生から1か月ほど、オスメスが交代で子育てをします。オスは連れ添うメスが餌をもらえるよう思い […]

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演奏ミス、脳の高次機能の乱れ

ひとは緊張する大舞台で普段では起こさないような失敗をします。そのメカニズムの一端を解明した研究が日経新聞のサイエンス面に紹介されていました。 その研究では、ピアニストが緊張していると、聞いた音を基に指の運動を制御する機能 […]

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我が家には正月前に咲く桜があります

小さな鉢植えですが、毎年12月の半ばに咲き始める桜があります。 2021年12月26日の日経新聞に、早咲き桜のゲノム解析をかずさDNA研究所と京都府立大学の研究チームが成功したことが報じられていました。 その解析により早 […]

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鳥類が長生きの理由

トリの多くは、同じサイズの哺乳類に比べて長生きです。マウスの寿命は2年ほどですが、セキセイインコは5~10年ほど、オウムにいたっては数十年生きるそうです。これにはインスリンの働きの弱さが関連するそうです。 インスリンは血 […]

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