井の中の蛙、大海を知らず?

8月1日の日経新聞に興味深い記事が掲載されていました。
SNSや検索では、その履歴をアルゴリズムが学び、勝手に「見たいはず」の情報をおススメしてきます。その精度が上がれば上がるほど、自分の考えや価値観にそぐわない情報は表示されなくなるそうです。オリンピックで話題になったバブル(泡)の中に自然と閉じ込められるような状態になるそうです。
このフィルターバブルは2,016年の米国大統領選挙で広く知られるようになりました。トランプ氏の支持者が見るFacebookには、同氏を支持する投稿が繰り返し表示されたそうです。
このフィルターが問題なのは、自分で設定できないことです。
知らない間にバブルに閉じ込められてしまい、それを排除する方法が見当たらないそうです。
スマホやPCは本当に調べものに便利なのですが、新聞や雑誌なら、自分の考えや嗜好とは異なる情報や記事も目に入ります。それを読むか、読まないかは別として目にするだけでも重要だと思います。
私どももサイト作成以外に、いわゆる紙媒体の作成も多くお手伝いしています。研究班のニュースレター、シンポジウムのポスター、セミナーのフライヤーなど。
意図していない出会い、結びつきをサポートできる紙媒体はまだまだ必要ですよね。
日経新聞 8月1日朝刊 26面https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC262PF0W1A720C2000000/
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