科学の進歩、革新的発見て?

今朝(3月5日)の日経新聞サイエンス面に、科学の画期的な発見や発明が減っているという論文が米ミネソタ大学などの研究チームから出されたという記事が紹介されていました。
その記事によると、1月に英科学誌ネイチャーで報告された論文では、1953年にDNAが二重らせん構造だと解明されたことで、それまでの定説であった「三重らせん」の論文の引用数が減ったことを例に挙げ、「画期的な論文は、過去の学説を忘却のかなたに追いやる」とし、新たな論文が出た5年後に過去の学説がまだ支持されているかを調べたところ、2010年までに生命科学や社会科学など全分野で論文の画期性は1945年よりも91%以上減り、物理科学はゼロになり、時代とともに斬新な発見や発明が少なくなったとし、専門分野を細かく分けて追究する「科学の細分化」を停滞の一因にあげたそうです。
日経新聞の記事では、「大きな革新は周期的で停滞は必然」との反論がることも紹介しており、考えさせられる記事でした。ぜひとも一読してみてください。

 

日経新聞 2023年3月5日 朝刊サイエンス面

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68992720U3A300C2MY1000/?fbclid=IwAR2uQtqzj_khC0AGUqYvJ9pdIjkP_RnQHhyDdkU94D5l8W32StyNaUTTlPQ

 

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